
明るい未来はわたしたちで創る
We are made of projects.
会社の起源は、地中海貿易の中心地だった古代イタリアだと言われています。
当時、東への長い航海を経て、アジアで貴重な香辛料等を手に入れることができれば、莫大な富を得ることができました。しかし、航海には多大な投資が必要となります。一人のお金持ちが出すには限界がある。そこで、みなで少しずつお金を出し合ってリスクを分散し、成功したら、貿易の果実は出資分に応じて分け合う。そんな便利な仕組みとして生まれたのが会社だったのです。
集めた資金で船長と、その航海に適したメンバーが選ばれる、または立候補する。長い苦難を乗り越えて持ち帰った商品を売り、利益を分配したら、そのプロジェクトは完了。解散し、次の航海に向かう・・・そう、そもそも会社とは「期間限定のプロジェクト」の集まりだったのです。
しかし、その後会社の発展により、「ゴーイングコンサーン =企業が将来にわたり存続し、事業を継続していく」という前提で法律や諸制度が整備され、「目標を達成し、終わったら皆でお互いをたたえあい、次のプロジェクトに向かう」という会社の元の姿は失われました。
私たちはもう一度、先人が航海を前にワクワクし、誰も足を踏み入れたことがない宝島へ向かうチャレンジに高揚し、苦難の末に成果を上げた際は、皆で喜びを分かち合う。そんな会社=プロジェクトのワクワク感を大事にしたいし、明るい「プロジェクトのかたまり」のような会社にしたい。その想いを社名に込めました。
現在、世界のどこかで常に紛争は絶えず、日本においては大災害のリスクは常に隣りあわせで、この25年間経済は縮小傾向・・・と決して明るい話題ばかりではありません。だからこそ、誰かに期待するのではなく、世界のオーナーであり、主役であるはずのわれわれ皆の手で、明るい未来をつくりたい。まずはわたしたちルーチェプロジェクトが率先して、誰よりもたくさんの明るいプロジェクトをつくっていきます。
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